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tabaccosen

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「あかるたへ」○西行に見せまほしきは

○西行に見せまほしきは牙持てる北のさくらぞ荒き息せむ [ scenery・(風景) ]
○西行に見せまほしきは牙持てる北のさくらぞ荒き息せむ


「あかるたへ」水原紫苑・河出書房新社・1900E.2004.11-
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○北のさくらは、「染井吉野」ではないだろう。先日も、
「仙台屋」という名の山桜の種の開花が報じられていた。
はらはらと、散るのではない。らしい。ひとつの水原の感
情移入の激しさは、短歌の断り(理)を押し切り世界を拓く。
とでも言おうか。断りなんぞあろうか。わたしが、短歌(神)
なのだと。ここにももうひとつの『マダム・エドワルダ』。
肉体・精神・そして詩。と。往き来する魂。生にみる死へ。

○山本七平の『比較文化の研究』から。<驚いた。> 山本七
平という存在にだ。なかなかいい。さすがだ。聖母マリア、
娼婦でもある、こうした<存在> を、創出した西欧文明に、
畏敬の念を持つ。こうした「厚み」のある視座に感ずる。
核心に、本質に、迫ることの「本義」なのだ。

○「仙台屋」というのは、高知市内の「仙台屋」という店
にあった桜の品種。植物学者の牧野富太郎が、命名と。
[・・・]高知、話が違うところに行っている。これだからな。
それでも、東北地方にあった山桜を、仙台のヒトが移植し
たものとされる。

「仙台屋」JUMP.

http://hccweb5.bai.ne.jp/nishicerasus/spring/sendaiya.html

○はらはら(と)
(副)スル
(「と」を伴っても用いる)
(2)木の葉・花びら・雨・涙のような軽いものが、少しずつ続いて静かに落ちるさま
「―と花が散る」「涙が―(と)落ちる」
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